痺れる・麻痺するの表現・描写・類語

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痺れる・麻痺するの表現・描写・類語

痺れるように痛む

痺れがどんどん深まっていく

痛いほど痺れる

電流に似た戦慄が走る

荒れた自分の肌にさわると、ちりめんの様なちりちりした痺れを感じる

目をつぶり痺れるような気持ちを味わう

感覚がなくなってくる

反動が柄を伝って、掌から腕まで痺れるよう

山本周五郎 / 髪かざり　amazon

脳天からつま先にかけて、ジーンとした痺れが突き抜ける

体がばらばらにほどけて、金粉や銀粉と混ざり合って浮遊していくような、物凄い痺れ方

田辺聖子 / 休暇は終った　amazon

父親は途切れることのない昏睡の中にいた。麻痺が慈悲深い衣のように、彼の全身を包んでいる。

村上春樹 / 1Q84 BOOK 3　amazon関連カテ昏睡状態・意識が無い

両腕は全然感覚を失って、肩からぶら下っている鉛筆のようにきかなくなっていた

牧野信一 / ゼーロン　amazon

毒河豚でも食ったように、じいんとしびれてきた。

林芙美子 / 浮雲　amazon

腕はしびれてわからなくなってただびくびくうごきました。

宮沢賢治 / ひかりの素足　青空文庫

弱い電気に触れるように、拇指（おやゆび）のあたりが、チャラチャラとしびれる。

小林多喜二 / 蟹工船　青空文庫

口惜しさに今度は身体が痺（しび）れて来る。

岡本かの子 / 母子叙情　青空文庫関連カテ悔しさによる体の反応、リアクション

（脳卒中による手のしびれ）指先に挾んだ煙草が落ちたのは、そのときである。　風かな、と思った。　ふっと風にもってゆかれた、そんな感じだった。

向田邦子 / かわうそ「思い出トランプ（新潮文庫）」に収録　amazon関連カテ風を受ける脳卒中

右半身に軽い麻痺が残った。杖にすがればどうにか歩けるが、右手はまだ箸が覚束なかった。

向田邦子 / かわうそ「思い出トランプ（新潮文庫）」に収録　amazon関連カテ脳卒中

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