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おかしな考えが脈絡もなくひょっこり頭をもたげる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:11% 作品を確認(amazon)
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閃く・気づく・ふと思う
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前後の文章を含んだ引用
......て車のなかで眠ったのか。月極め駐車場に停めた軽トラックの狭苦しいシートに、作業服を着たまま丸まっている姿を想像する。 それからまたうつらうつらと眠りかけたとき、おかしな考えが脈絡もなくひょっこり頭をもたげる。もしかしたら陣治は、T建設を辞めさせられた腹いせに十和子のピアスを盗んだのではないか? まぶたを開いて天井を見つめる。馬鹿げている、突拍子もない、そう思う一方で......
単語の意味
擡げる(もたげる)
擡げる・・・起こす。持ち上げる。
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そんなどうでもいいようなことが、突然頭の中にぽっかり雲みたいに浮かんだ。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
その時、僕はひらめいた。つむじのあたりから僕の立つ地面に向かって、光が刺し貫いたようだった。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
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ずっと気になっていたこと、心の底でゆっくりと渦を巻きながら濃くなってゆく霧のようなものの正体が、ふと少し見えた気がした
池澤夏樹 / 真昼のプリニウス amazon
敏感なアンテナのように、人の言葉の裏にあるものを見分ける
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
胸に天来の啓示のごとく考えが閃く
海音寺 潮五郎 / 武道伝来記 amazon
(来たな!) と、眉間 に、直感の熱痛を感じて
吉川英治 / 無宿人国記
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