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晩夏の景色をつつむ引き締まった空気
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:6% 作品を確認(青空文庫)
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晩夏・夏の終わり
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前後の文章を含んだ引用
......って素直すなおにはいって行った。 「Simpleton!」  葉子は心の中でこうつぶやくと、焼き捨てたように古藤の事なんぞは忘れてしまって、手欄てすりひじをついたまま放心して、晩夏の景色をつつむ引き締まった空気に顔をなぶらした。木部の事も思わない。緑やあいや黄色のほか、これといって輪郭のはっきりした自然の姿も目に映らない。ただ涼しい風がそよそよとびんの毛をそよがして通るの......
単語の意味
晩夏(ばんか)
景色(けしき)
晩夏・・・夏の終わりのころ。陰暦6月の異名。
景色・・・風景。眺め。とくに、自然の眺め。
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庭の木で蜩が鳴いている。  夏の終わりが近い。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ蝉(せみ)晩夏・夏の終わり
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