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会社全体に怠惰な空気が漂いはじめている。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 ページ位置:66% 作品を確認(amazon)
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雰囲気が悪い・重苦しい空気
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前後の文章を含んだ引用
......っている。「疲れてますね、江原さん」 また村木がいった。「ま、オレもだけど。直談判したところで、なんにも変わりゃあしない」 村木だけじゃない。営業部全体、いや、会社全体に怠惰な空気が漂いはじめている。京浜マシナリーから通告された取引打ち切り、さらにナカシマ工業との訴訟。会社が直面していた危機は、江原ら若手にもひしひしと危機感を運んできた。このままではマズい。......
単語の意味
怠惰(たいだ)
怠惰・・・だらだらと、無駄な時間をすごすこと。怠けて、だらしのないこと。また、そのさま。
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部屋の感じが今より少しでもよそよそしく感じられたら
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
家の中に強くこわばった人間がうろついているだけで、空気が張りつめて影響を受けるのだ。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
店のざわめきが瞬間冷凍されたみたいにぴたりと止み
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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子供のころ、田舎のおじいさんの家に遊びに行って、古いお蔵を開けて嗅いだような、そんな臭いなの。いろんな古いものが混じり合って、じっと澱んでいるようなね。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
空気が濃く重くドロリと液体化して、生温かい糊のようにねばねばと皮膚にまといつく
中島 敦 / 環礁 ——ミクロネシヤ巡島記抄—— amazon
部屋は力に満ちた感じだった。明るいような、暖かいような。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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