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仔 山羊 が赤児のような声を出して啼いていた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:5% 作品を確認(amazon)
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動物の鳴き声(鳥犬以外)
やぎ
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前後の文章を含んだ引用
......く三人は無印の番傘を二本貰い受けて、しとしとと降る秋雨の中へ出た。三 謙作は午頃疲れ切って自分の家へ帰って来た。門を入ろうとすると、その一週間程前から飼っている仔山羊が赤児のような声を出して啼いていた。彼はそのまま裏へ廻って、物置と並べて作った小さい囲いの処へ行った。仔山羊はちょうど子供が長ズボンを穿いたような足を小刻みに踏みながら喜んだ。「馬鹿々々」 仔山羊......
単語の意味
山羊・野羊(やぎ)
山羊・野羊・・・ウシ科の哺乳動物。白色・短毛で中形の家畜。ヒツジに似ているが、角は後方に弓形に伸び、雄には顎鬚(あごひげ)がある。粗食に耐え、荒れた土地でも飼育できる。
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(猫の鳴き声)アーオ、アーオ、と別の猫の鳴き声がする。
湊 かなえ / マイディアレスト「ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)」に収録 amazon
水晶の笛のような鹿の声
宮沢 賢治 / 鹿踊りのはじまり amazon
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やぎの表現・描写・類語(地上の動物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
仔山羊はちょうど子供が長ズボンを 穿いたような足を小刻みに踏みながら喜んだ。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
仔山羊は細かい足どりで 忙しく彼へ 随 いて廻った。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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(猫の耳は)竹の子の皮のように、表には絨毛 が生えていて、裏はピカピカしている。
梶井基次郎 / 愛撫
(やもり)壁に似た灰色の、妙に薄気味悪い形をしたその動物の顔つきが、ちょうど鼠の子のような可憐な表情を持っている。
広津 和郎 / やもり「広津和郎全集〈第1巻〉小説 (1973年)」に収録 amazon
まるで毛皮のズボンをはいたような逞ましい輓馬(ばんば)
森田 たま / もめん随筆 amazon
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜
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