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遥か彼方に点のようにしてあるだけ
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:44% 作品を確認(amazon)
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遠くに見える・遠ざかる
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前後の文章を含んだ引用
......八歳年上の女性、という、わたしと比較した上でのことではなかった。 四十七という数字が完全にわたしを圧倒したのだった。四十七……その数字はあまりにも謎めいており、遥か彼方に点のようにしてあるだけで、空想をめぐらせることすらできなかった。 四十七歳。元モデル。現在はNHK美術番組の司会。そして多分、美人……。 きっと、とてつもない美人なのだろう、とわたし......
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遠くに見える・遠ざかるの表現・描写・類語(距離のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ミュウの姿は少しずつ小さくなり、ひとつのおぼろげな点になり、やがて陽炎の中に吸い込まれていった。それから町が遠ざかり、山のかたちが不確かになり、最後には島そのものが光のもやと絡み合うように、かすんで消えていった。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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木谷の方に准尉はまるで彼の姿がみえなくて距離を見誤まっているかのように、ぐんぐん近より
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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