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足の甲はいつか肉が落ち、鶏の足のように干からびて
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:22% 作品を確認(amazon)
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痩せすぎた体形
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前後の文章を含んだ引用
......の体から残った、燐であろうと私は空想した。 或る時、川は岸からかしいだ大木の蔭で、巨大な転石の間を早瀬となって越し、渦巻いていた。私は靴を脱し、足を水に浸した。足の甲はいつか肉が落ち、鶏の足のように干からびて、水に濡れにくかった。手の皮膚も骨に張りつき、指の股が退いて、指が延びたように見えた。 死は既に観念ではなく、映像となって近づいていた。私はこの川岸に、手榴弾に......
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足・脚・肢(あし)
鶏・鷄・雞(にわとり・かけ・くたかけ)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
鶏・鷄・雞・・・キジ科の家禽。卵や肉を食用にするために飼う鳥。ペットとして飼うこともある。名前の由来は庭にいる鳥で「庭鳥」から。鶏冠(とさか)があり雄(おす)のそれは大きい。ほとんど飛べない。雄は夜明けを告げて魔を払うと信じられていた。「かけ」「くたかけ」は古名。
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よく見れば身体を鍛えていると、セーターを着ていても、肩幅が広くて胸板が厚いことからも分かる
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
光の加減で、男の顔はよく見えなかった。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
柔道あたりで鍛えているのか、がっちりとした体格
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
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