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(木地屋の)主人は猫背で聾 である。その猫背は彼が永年盆や膳を削 って来た刳物台 のせいである。
梶井基次郎 / 温泉 ページ位置:45% 作品を確認(青空文庫)
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猫背・背中を丸める
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前後の文章を含んだ引用
......はいつでも「滝屋」という別のだるま屋の囲爐裡の傍で「角屋」の悪口を言っては、硝子戸越しに街道を通る人に媚を送っている。 その隣りは木地屋である。背の高いお人好の主人は猫背で聾 である。その猫背は彼が永年盆や膳を削 って来た刳物台 のせいである。夜彼が細君と一緒に温泉へやって来るときの恰好を見るがいい。長い頸 を斜に突き出し丸く背を曲げて胸を凹 ましている。まるで病人のようである。しかし刳物台に坐っていると......
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猫背・背中を丸めるの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
目つきはよく言えば鋭く、悪く言えば常に疑わしげで、爬虫類のようにギョロギョロと動く。背中が丸まっているせいで、人の顔を見る時はどうしても下から窺うようになり、初対面の人には十中八九不快な印象を与える。
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「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
その必死すぎる目に引き込まれないように、心をそらした。街灯に照らされた小さな手を見ていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
「姿勢・ポーズ」カテゴリからランダム5
この演技力の乏しい男は、無能な狂言師のように素顔でぼう然とすわっている。
司馬 遼太郎 / 国盗り物語(一)(新潮文庫) 国盗り物語(新潮文庫) amazon
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