立ち姿の表現・描写・類語

すらりと立った姿

呆然と石像のように立ちすくむ

激しい咳を抑えるためにしばらく背を屈めながら立ち止まった

秋の蛾のようにひっそりと立っている女

案山子（かかし）みたいに立っている

馬のようにおとなしく立っている

化石のように立ちつくす

杭のように立っている

その場に釘付けにされたように突っ立っている

地蔵のように道にたたずむ

脚の重心を移し替える。

棒を呑んだみたいに突っ立って

悠は身近に太い青竹のように立ってはいるが、女の感情の襞（ひだ）に触れてくる弾力や、やさしさはない。

男はコートのポケットに手を突っ込んだまま、マネキン人形のように身動き一つせず、立っていた。

糸杉の樹が生えたように、スックと立った長身の体

黒い洋服（ようふく）をきちんと着（き）たせいの高い青年がいっぱいに風に吹（ふ）かれているけやきの木のような姿勢（しせい）で、男の子の手をしっかりひいて立っていました。

一列に太陽に向いて、それを拝むようにしてまっすぐに立った

男が二人、まるで壁を作るように立っている。

左の腕にナフキンをかけて彫刻のように突立っているギャルソン

彼女は片手をショート・パンツのポケットにつっこみ、もう一方の手を腰までの高さの竹の開き戸の上に置いて不安定に体を支えていた。

両足を肩幅に開いて突っ立っている。注意深く見なければ気付かないほど微かではあるが、その身体が呼吸のリズムに合わせて絶えず左右に揺れている。これも十和子を苛つかせる陣治の癖のひとつだ。

おい、橋本、なんやそんなとこにぼーっとつったってやがって、夜明けのガス燈みたいに。