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(同じパターンの夢を何度も見ることについて)見通しのわるいカーブの前でいつも汽笛を鳴らす夜汽車のように(繰り返し反復される)
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:64% 作品を確認(amazon)
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変わらない・変化しない
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前後の文章を含んだ引用
......ちがう。場所もちがう。しかしパターンはいつも同じだ。夢から覚めたときにわたしが感じる痛みの質も、だいたい同じだ。そこではひとつのテーマが繰り返し反復されている。見通しのわるいカーブの前でいつも汽笛を鳴らす夜汽車のように。〈すみれの夢〉 すみれはずっと昔に死んだ母親に会うために長いらせん階段を上っていた。階段のいちばん上では母親が待っているはずだった。母親にはすみれに伝えたいこ......
単語の意味
汽笛(きてき)
汽笛・・・機関車や蒸気船などの、蒸気を吹き込んで音を出す笛。
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