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波が引くときに、無数の小石が運ばれていくざらざらという音だけが物憂げに響いていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:59% 作品を確認(amazon)
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海岸・砂浜・波打ち際
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......の入り口のあたりには大きなヨットが一隻停泊し、帆を下ろした高いマストが巨大なメトロノームみたいにゆっくりと左右に揺れていた。しかしデッキには人の気配はなかった。波が引くときに、無数の小石が運ばれていくざらざらという音だけが物憂げに響いていた。 ひと泳ぎしてから浜辺に戻り、裸のままタオルの上に寝ころんで、真っ青な高い空を見上げた。海鳥が入り江の上空を旋回しながら魚の姿を求めていた。空にはひとかけらの雲......
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物憂げ(ものうげ)
物憂げ・・・気持ちがさっぱりしない。なんとなく心にわだかまりがある。だるくて何もかも面倒だ。「物」は、なんとなくそういう感じがすることを表す。
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小川の岸が絶えず日光の波に洗われている
檀 一雄 / リツ子その愛・その死 amazon
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冬の重い波だ。鉛色の海と襟首のような白い波。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon関連カテ冬の海
(窓の海が)あんまりできすぎてて、風呂屋のペンキ絵みたい
森 敦 / 鴎「月山・鳥海山 (文春文庫 も 2-1)」に収録 amazon
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