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午(ひる)近い海は、無数の飛魚(とびうお)が泳いでいるように、白い日光の下に耀(かがや)いた。
前田河広一郎 / 三等船室「現代日本文学大系 (59)」に収録 作品を確認(amazon)
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海が光る・海面の照り
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単語の意味
日光(にっこう)
飛魚・鰩(とびうお)
日光・・・日の光。大陽光線。
飛魚・鰩・・・トビウオ科の海魚の総称。胸部分のヒレが長く丈夫で、水上を100メートル以上飛ぶことができる。多くは全長30cm前後。食用。別名で「あご」という。
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海が脂の付いた灰色の金属のようにぼっと光る
笙野 頼子 / タイムスリップ・コンビナート amazon
海がきらきら光って見える。はるか遠くまでまぶしい光のざわめきが広がっていくようだ。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
林芙美子 / 新版 放浪記
海がものうげに針のように光る
遠藤 周作 / 沈黙 amazon
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
見るからに冷たそうな、濁った海が吠えたけり、丈余の白波が砂に砕けて、さながら絶望にとざされて『神よ、何のために我々を創ったのですか』とでも言いたげな風情だった。ここはもはや太平洋なのだ。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
押し寄せ渦巻き引きずる流れ
太宰治 / 走れメロス
(川の水は、)少しの水の捌け口があると、そこへ怒りをふくんで激しく流れ込んだ。
室生 犀星 / あにいもうと「あにいもうと・詩人の別れ (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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