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眉が太く、切り立ったように高く太い 鼻梁 が、話す相手から 逸らさない 眼差しと同様に、 峻厳 な内面を物語っている。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 ページ位置:12% 作品を確認(amazon)
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強面・怖い印象の顔
厳しい、容赦ない態度
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前後の文章を含んだ引用
......昇任するが、重藤のようなノンキャリア組は、どれほど早くても四十五歳くらいまでかかるものだ。事実、彼はその年齢だった。 一方、榛もほとんど同じ年恰好だろう。だが、眉が太く、切り立ったように高く太い鼻梁が、話す相手から逸らさない眼差しと同様に、峻厳な内面を物語っている。彼が県警トップの本部長の座に就いたのは、前任者が体調不良を理由に退任したこの七月一日のことだから、鼻息が荒いのも無理はないだろう。「磐田署の副署長の椅子は、座り......
単語の意味
鼻梁(びりょう)
峻厳(しゅんげん)
内面(うちづら・ないめん)
目差し・眼差し(まなざし)
鼻梁・・・鼻すじ。眉間から鼻の先端までの部分。
峻厳・・・とても厳しいこと。甘えや妥協を一切許さないこと。また、そのさま。
目差し・眼差し・・・物を見るときの目の表情。物に視線を向けるときの目のようす。目つき。目線。
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つんけんした面がまえ
林芙美子 / 新版 放浪記
ヨシツネさんは定九郎 みたいな感じ、与市兵衛 を殺しそうな凄味のある顔をしている。
林芙美子 / 新版 放浪記
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未練未釈 なく打ちのめしました。
芥川龍之介 / 杜子春
石のように非情な人間
中山 義秀 / 碑「厚物咲・碑―他六篇 (1956年) (角川文庫)」に収録 amazon
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本当の感情を無理に断ち切った末の強がりであるように思え、雪見は居たたまれない気分になった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
警部は「ポストが赤いのも何かの陰謀に思えてしょうがない病」なんですよ
七尾 与史 / 死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) amazon
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化粧していると、着飾ることが、めかすことが、また以前のように一人の男の人のためにする作業になったことに、ほっとしました。特定の人ではなく、だれか分からない、不特定多数の人たちのためにメイクアップするのは、おおげさに言うと全方位に媚を売っているようで、心もとない気持ちになります。
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
濃い白粉の上に、クッキリと赤い唇紅、黒い眼鏡-まるで、新しいトランプのように、鮮かな顔だ。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
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