TOP > 人物表現 > > すっぴん・化粧を落とした顔


カテゴリ検索 単語の意味
化粧を落としたまち子姐さんの顔は、血の気も薄く精気もなかったが、 剃り込んだ 眉 の跡がそこだけ 蒼く 艶 を帯びている。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 ページ位置:1% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
すっぴん・化粧を落とした顔
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......んに、邦彦はゆっくりした口調で訊いた。「そうやねん。邦ちゃんとこのマスターがつけてくれたんやで。凛々しい名前がええやろ言うて」「へえ、小太郎て凛々しいかァ?」 化粧を落としたまち子姐さんの顔は、血の気も薄く精気もなかったが、剃り込んだ眉の跡がそこだけ蒼く艶を帯びている。邦彦は、このまち子姐さんの朝の顔に、ときおり強く心魅かれる。 夜、店に出る際の彼女は、どちらかというと薄化粧であったが、それが一瞥して極めて厚い化粧をほどこして......
単語の意味
艶(つや)
化粧・仮粧(けしょう・けそう)
・・・1.物の表面に感じられる、なめらかで、美しく光る印象。
2.声などに張りがありなめらかで美しいこと。
化粧・仮粧・・・粧(めか)して(=飾り立てて)化けること。
1.ファンデーションや口紅などを付けて、顔が美しく見えるようにすること。おつくり。
2.物の表面を美しく飾ること。装いを新たにすること。
3.外から見えるところ。外面にあらわれている部分。また、上辺(うわべ)だけのこと。虚飾(きょしょく)。
ここに意味を表示
すっぴん・化粧を落とした顔の表現・描写・類語(顔のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「顔」カテゴリからランダム5
「化粧」カテゴリからランダム5
日本的な甘い感じのない薄化粧
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
顔 の表現の一覧 
化粧 の表現の一覧 
人物表現 大カテゴリ
表現の大区分