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戸惑いと反感が同時に湧いた。反感が勝った。 「人の家を覗き見るような真似はやめて下さい」
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:35% 作品を確認(amazon)
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複雑な気持ち
反抗する・反発する
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前後の文章を含んだ引用
......の人は……雪見は「ありません」と即答して、また彼の身体をよけた。「お宅に武内真伍が出入りしてるでしょう。彼と梶間曜子さんとの間に何かあったんじゃないですか?」 戸惑いと反感が同時に湧いた。反感が勝った。「人の家を覗き見るような真似はやめて下さい」「梶間曜子さんが亡くなられたときかその直前、武内はあなたの家にいたんじゃないですか?」 質問を一蹴するより先にあのときの記憶が脳裏をかすめ、雪見は言うべき言葉を......
単語の意味
反感(はんかん)
反感・・・相手の考えや言動に対して反対する気持ち。
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その時わたしは、多くの種類の気持ちがいっぺんに湧き上がってきて息苦しくなる。かわいそうで、絶望的で、遣り切れなくて、淋しくて、これらが全部混じり合って、濁った色になってしまう。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
疑惑や、後悔や、職務の自責や、いろんなものが、頭にこんがらかって、体が、ひとりでに、うろうろした。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
空しさとやりきれなさとの入り混じった気持を抱いて、
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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反抗する・反発するの表現・描写・類語(対立・敵対のカテゴリ)の一覧 ランダム5
素直に屈服する気になれない不逞なものが、熱した血の流れの中に逆鱗(さかうろこ)のように突っ立っている
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
反抗のスイッチが入ってしまった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
母は、伸子が軽く押すのをこばむように、足に力を入れた。
宮本百合子 / 伸子
火のような反抗心
有島武郎 / 或る女
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睾丸に蹴りを入れるにあたって何よりも大事なのは、ためらいの気持ちを排除することだ。相手のいちばん手薄な部分を無慈悲に、熾烈に電撃的に攻撃する。《…略…》一瞬のためらいが命取りになる。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
発する言葉は尋恵の胸をちくりと刺した。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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