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雨の脚が強くなって、とゆがごくりごくり喉を鳴らし出した。
梶井基次郎 / 城のある町にて ページ位置:98% 作品を確認(青空文庫)
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雨どい
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前後の文章を含んだ引用
......鱗ぎょりんのような光を放っていた。  また夕立が来た。彼はしきいの上へ腰をかけ、雨で足を冷やした。  眼の下の長屋の一軒の戸が開いて、ねまき姿の若い女が喞筒ポンプへ水を汲みに来た。  雨の脚が強くなって、とゆがごくりごくり喉を鳴らし出した。  気がつくと、白い猫が一匹、よその家の軒下をわたって行った。  信子の着物が物干竿にかかったまま雨の中にあった。筒袖の、平常着ていたゆかたで彼の一番眼に慣れた着物......
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足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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雨樋はローマの上水道のようにしっかりとしている。
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