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板の間には二、三羽の鶏が傍若無人に歩きまわっていた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:68% 作品を確認(amazon)
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鳥類
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前後の文章を含んだ引用
......石段の上に、山門があった。夕陽にかがやいた山門の背後にさして大きくない寺が見える。うしろは、崖の茶色の切りたった山につづいている。庫裏はうす暗く、ひんやりとして板の間には二、三羽の鶏が傍若無人に歩きまわっていた。若い坊主が一人出てくると、敵意のこもったよく光る眼で司祭を見あげ、通辞にさえ挨拶せず、姿を消した。「坊主たちはお前らパードレが嫌いでな」 通辞は板の間に腰をおろ......
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鶏・鷄・雞(にわとり・かけ・くたかけ)
鶏・鷄・雞・・・キジ科の家禽。卵や肉を食用にするために飼う鳥。ペットとして飼うこともある。名前の由来は庭にいる鳥で「庭鳥」から。鶏冠(とさか)があり雄(おす)のそれは大きい。ほとんど飛べない。雄は夜明けを告げて魔を払うと信じられていた。「かけ」「くたかけ」は古名。
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