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闇に目が馴れてみると、菊男も寝つけないらしく、細目にあけた 襖 の向うで、黒い塊りが動いているようだ。
向田邦子 / りんごの皮「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 ページ位置:55% 作品を確認(amazon)
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明るさ、暗闇に目が慣れる
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前後の文章を含んだ引用
......、外套を引っかぶったのだが、空腹と寒さでどうにも寝つけないのである。暗いと余計に寒く感じるのかも知れない。木枯しが建てつけの悪い雨戸やガラス戸を揺すっている。 闇に目が馴れてみると、菊男も寝つけないらしく、細目にあけた襖の向うで、黒い塊りが動いているようだ。「あんた、マッチ持ってないの」「持ってるわけないだろ」「たばこ、喫ってたんじゃないの」「喫ってないよ」 声を出してみて気がついた。時子の声は、いつもの声ではなく......
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細目(ほそめ)
細目・・・1 細くひらいた目。わずかにあけた目。薄目(うすめ)。
2 細くした編んだ目。細く織った目。
3.どちらかといえば細いほうであること。また、そのさま。
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