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無視する。椅子にすわったまま、お帰り、も言わない。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:23% 作品を確認(amazon)
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無視する・相手にしない
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......のパンだ。「ああ、十和子の顔見て安心したわ。いったいどないしたんか思た。電話は出えへんし、携帯は切ってあるし。なんかあったんちゃうやろな、舌の具合、どうや?」 無視する。椅子にすわったまま、お帰り、も言わない。 けれども陣治の姿を目にした途端、十和子の顔つきは弛む。ヒリヒリと神経を震わせる不安感も、一種の鈍い気怠さに変質する。「なあ、何してたん、どっか出かけてたんか」......
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無視する・相手にしないの表現・描写・類語(怒りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
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心は水が澄んだように揺 がなかった。
有島武郎 / 或る女
センチメンタルであった彼が、いつか生存適応者らしく足許の確かさを持ち始めた
宮本百合子 / 伸子
ひどく疲れていたし、ほんとうに夢を見る元気さえなかったのだ。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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誰からも愛して貰えないほど、度はずれな女
宮本百合子 / 伸子
人が右と云えば左、左と云えば右で、何でも人の言う通りにした事がない、――そりゃ強情ですよ
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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