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前後の文章を含んだ引用

......に機銃を撃ちまくったが、俺は軸線を見ている。曳痕弾はすべて上方に流れていく。敵は俺が体当たりをしようとしていると感じて右に逃れようとした。これは自殺行為だ。俺はありったけの機銃弾を撃ち込んだ。Ｐ51は腹から黒い煙を噴くと、山の方に墜ちていった。　残る一機ははるか彼方へ逃げていた。　それが俺の唯一のＰ51の撃墜だ。別に自慢にはならん。相手は低空で零戦に格闘戦を挑むという過ちを犯した上に操縦技術も拙かった......

単語の意味

腹（はら）

腹・・・１．ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背（せ）の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
２．（腹の内面にあるものとして）心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
３．物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
４．背に対して、物の内側の部分。