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正午過ぎに眼を醒ました淫売女のつらのように、一寸ばかりの雪が、山のかげ、河原の土堤、広場、街の通り、警察署の入口などを、斑らに汚していた。
徳永 直 / 太陽のない街 作品を確認(amazon)
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雪景色・銀世界
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単語の意味
斑(まだら・むら・ぶち)
斑・・・1.下地の色とは違う色が、不規則に混じっている模様。いろいろな色や濃淡の入りまじっている模様。また。そのさま。
2.1が転じて、ある現象が現れたり、現れなかったりすることのたとえ。はっきりした部分とそうでない部分があるのたとえ。
2.1が転じて、ある現象が現れたり、現れなかったりすることのたとえ。はっきりした部分とそうでない部分があるのたとえ。
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(何十年ぶりかの大雪)ひとときも止む気配がなく、だんだんに勢いが激しくなって、夕方には空も空気も風も雪に埋まった。その日から、雪国に迷い込んだような毎日が続いた。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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降りたったホームには雪が舞っていた。雪というより、ほの白い風である
連城 三紀彦 / 棚の隅 amazon
黄色な光が快よく鮮やかに満ちている晩秋の水のような淡い霜
長塚 節 / 土 amazon
越前の荒海と逆巻く牡丹雪
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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