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(何十年ぶりかの大雪)ひとときも止む気配がなく、だんだんに勢いが激しくなって、夕方には空も空気も風も雪に埋まった。その日から、雪国に迷い込んだような毎日が続いた。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 ページ位置:88% 作品を確認(amazon)
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......ぶりかの大雪で、毎日信じられないくらいの雪が降った。東京の街がこれほどたくさんの雪に覆われるのを、わたしは初めて見た。ある朝起きるとその冬最初の雪が降っていた。ひとときも止む気配がなく、だんだんに勢いが激しくなって、夕方には空も空気も風も雪に埋まった。その日から、雪国に迷い込んだような毎日が続いた。病室の窓は、雪のせいで夜でもほんのり明るかった。弟はほとんど立って歩く元気がなかったので、ベッドの中からよく雪の様子をたずねた。わたしはできるだけいろいろな種類......
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大看板が、小降りになった雪の中で煙っていた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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がどんどん降り積もり、時おり屋根からどさっと落ちる音、しんと防音された白い闇の景色
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
無理にこじ開けられた痛々しい傷跡のような赤土をいたわるように、所々を薄い雪がおおう
干刈あがた / 月曜日の兄弟たち「干刈あがたの世界〈2〉ウホッホ探険隊」に収録 amazon
時々むこうの山の見えなくなるほど雪が降って来た。
志賀 直哉 / 痴情「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
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