行けども行けども賑やかな夜店のつづき、よくもこんなに売るものがあると思うほどなり。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:96% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
歓楽街・盛り場
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......館、写真館、うなぎ屋、骨つぎ、三味線屋、月賦の丸二の家具屋、このあたりは、昔は女郎屋であったとかで、家並がどっしりしている。太宗寺にはサアカスがかかっていた。 行けども行けども賑やかな夜店のつづき、よくもこんなに売るものがあると思うほどなり。今日は東中野まで歩いて帰るつもりで、一杯八銭の牛丼を屋台で食べる。肉とおぼしきものは小さいのが一きれ、あとは玉葱 ばかり。飯は宇都宮の吊天井 だ。 角筈のほてい屋デ......
ここに意味を表示
歓楽街・盛り場の表現・描写・類語(店・施設のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(遠くに見える歓楽街の光)あんな 眩 ゆい、物寂しい光の 坩堝 の中で生きているのか。《…略…》そこから見ると、道頓堀は小さくはかなく、遠い辺境の地であるかのように映る
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
映画館の看板や百貨店の垂れ幕が色鮮やかな繁華街の中でひときわはなやいで映っていた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
繁華街の酒気を感じさせる強い風
高樹のぶ子 / その細き道(追い風) amazon
このカテゴリを全部見る
「店・施設」カテゴリからランダム5
どおんと眠ったような公園の景色
林芙美子 / 新版 放浪記
時間は午後の一時半で大食堂は八分の入り。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 amazon
カフェ・テラスのテーブルが客で鈴なり
池田 満寿夫 / 10フランの恋人 amazon
同じカテゴリの表現一覧
店・施設 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ