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目を とじ ると、祖父の姿が浮かんでくるような気がした。しかしそれは陽炎のようにおぼろげで、はっきりした像では 捉えられなかった。
百田尚樹「永遠の0」に収録 ページ位置:63% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......」 姉は深く頷いて、「笑わない」と言った。 新幹線では二人とも黙っていた。 姉はずっと何かを考えている様子だったし、ぼくはぼくで谷川の話を頭の中で反芻していた。目を閉ると、祖父の姿が浮かんでくるような気がした。しかしそれは陽炎のようにおぼろげで、はっきりした像では捉えられなかった。 新大阪を過ぎてしばらくした時、不意に姉が話しかけてきた。「戦争に行った人の話を聞いてると、本当に兵士たちは使い捨てられたって気がする」 ぼくは頷いた。「赤紙一......
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朧げ(おぼろげ)
陽炎(かげろう・ようえん)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
朧げ・・・ボーっとしてはっきりしない。不確かなさま。
陽炎・・・春や夏の穏やかな日に、透明の炎のような揺らめきが地面からユラユラと立ちのぼる現象。局所的に密度の違う空気が混じることで、光が異常屈折して起こる。
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
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