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(駅)「オギクボオー」 スピーカーの調子が悪いせいか、駅名のアナウンスまで鸚鵡の声に聞えたりする。
向田邦子 / 酸っぱい家族「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 ページ位置:33% 作品を確認(amazon)
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駅のホーム・駅の構内
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前後の文章を含んだ引用
......つもの倍も汗を搔いてしまった。 そうだ、駅の便所に捨てようと思い、行ってみると掃除中の札が出ていて入れない。フォームのゴミ入れに近づくとそばに駅員が立っている。「オギクボオー」 スピーカーの調子が悪いせいか、駅名のアナウンスまで鸚鵡の声に聞えたりする。 あれこれやったが結局うまくゆかず、九鬼本は紙袋を抱えて国電に乗り込んだ。 九鬼本は、紙袋を上の網棚にのせ、外を眺めていた。 このまま降りてしまえばいいのだ。 ......
単語の意味
鸚鵡(おうむ)
鸚鵡・・・オウム科の、インコ類を除く鳥の総称。熱帯原産の大形の飼い鳥。嘴(くちばし)が太く厚く、著しく湾曲し、脚は前後に2趾(し)ずつある。頭に冠状の羽根があり、尾は短い。人の言葉をよく真似る。
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