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「焼きそばもたこ焼きもわたあめも、五百円とかすんじゃん」  じゃん、じゃん、という幼い語尾が、白い息になってぽんぽん浮かんでいく。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 ページ位置:38% 作品を確認(amazon)
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白い息
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......」 大地は、返事をする代わりに歩くスピードを上げた。「小学生のころ、夏祭りとか行くだろ。そんでさ、屋台って高えじゃん、何でも」 愛子も、大地を追って歩き始める。「焼きそばもたこ焼きもわたあめも、五百円とかすんじゃん」 じゃん、じゃん、という幼い語尾が、白い息になってぽんぽん浮かんでいく。「それで、小遣いも少ねえし、たいてい、どれか一つしか買えねえんだよ。あんときは特に屋台の食べ物なんて買ったら母ちゃんに怒られてたし。そんで俺、暑いし、棒アイスと......
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