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空も街もそして部屋の中も、みんな同じような色あいの湿っぽい灰色に染まっていた。どこにもつぎめというものが見えなかった。
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 ページ位置:20% 作品を確認(amazon)
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曇り空・曇天
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前後の文章を含んだ引用
......灰色のふたをかぶせたように見えた。夕暮近くの淡い光が水中のちりのようにゆっくりと空を漂い、コンクリートと鉄とガラスでできた海底の谷間に音もなくつもっていった。 空も街もそして部屋の中も、みんな同じような色あいの湿っぽい灰色に染まっていた。どこにもつぎめというものが見えなかった。 僕は湯をわかしてもう一杯コーヒーをいれ、今度はちゃんとスプーンでかきまわして飲んだ。カセット・デッキのスイッチを入れると天井につけた小さなスピーカーからバッハ......
単語の意味
湿っぽい(しめっぽい)
湿っぽい・・・1.水気を含んでいて、ジメジメしている。
2.気分が落ち込んでいる。陰気な感じがする。
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