世界のはしっこに置き去りにされたような気分
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 ページ位置:76% 作品を確認(amazon)
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とてもさびしい
孤独・一人ぼっち
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......転換が終ると管理人はクラクションを鳴らして手を振った。我々も手を振った。ジープはぐるりとカーブをまわって姿を消し、あとには我々二人がぽつんととり残された。まるで世界のはしっこに置き去りにされたような気分だった。 我々はリュックを地面に置き、とくにこれといって話すこともないまま二人であたりの風景を眺めた。眼下の深い谷底には銀色の川がゆるやかな細い曲線を描き、その......
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さらさらと野の中に小川のように流れていて、沈殿物などどこにもない明るい孤独
石川 達三 / 独りきりの世界 amazon
顔がいつになく汚れ、暗い孤独な影にふちどられている
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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梶井基次郎 / 路上
サトウのいない夜は、どこかに不完全な感じが漂っている。その不完全さは、淋しいとか恋しいとか、何かを追い求めるような気持ちとは全く違って、ただの単純なあるがままの不完全さだ。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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