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まるで自分の人生を、一つの風景として眺めさせられているかのような顔つき
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 ページ位置:77% 作品を確認(amazon)
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思い起こす・記憶をたどる
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前後の文章を含んだ引用
......尊敬してる。本当に。今後の生き方を迷ってた時期だから、久しぶりに、ゆっくり話せて良かった。」 フィリップは、洋子の言葉を聴きながら、その色を一変させた。唐突に、まるで自分の人生を、一つの風景として眺めさせられているかのような顔つきになった。そして、愕然とした様子で、何か言おうとしていた。洋子は、その異変に鈍感ではなかった。彼を優しく見つめ、しばらく黙っていた。それは必ずしも、彼らしい顔と......
単語の意味
風景(ふうけい)
顔付き(かおつき)
風景・・・自然の景色。目の前に広がる眺め。その場の情景。
顔付き・・・1.顔のようす。顔だち。容貌(ようぼう)。
2.気持ちを反映した顔のようす。表情。
「付き」は、体に関する名詞の下に付いて、そのものの様子や格好をあらわす。「腰付き」「手付き」など。
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彼はお八重の顔を頭に描いた。
吉川英治 / 無宿人国記
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