耳の端(はた)で万雷の拍手を聴いたように、町子は面眩(おもはゆ)く、面喰った。
獅子文六 / 沙羅乙女
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照れる(うれしいけど恥ずかしい)
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単語の意味
面映い・面眩い(おもはゆい)
万雷(ばんらい)
拍手(はくしゅ)
面映い・面眩い・・・照れくさい。顔をあわせるのが恥ずかしい。ばつが悪い。
万雷・・・たくさんの雷。大きく響き渡る音のたとえ。
拍手・・・両手の平を打ち合わせて、音を出すこと。神を拝んだり、賞賛や賛成の気持ちをあらわす行為。
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顔中から一面に湯気が湧き出すような気がして
夢野久作 / ドグラ・マグラ
中学生の男の子みたいに照れて
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
くすぐったいような軽やかな気持ち
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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薄氷(うすらい)に似た羞恥がほんのりと浮んでいた。
福永 武彦 / 草の花 amazon
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ほんの 些細 なことでも 大袈裟 に喜一を賞めた。そのたびに喜一は、顔を真っ赤にして身を 捩り、何とも言えない笑顔で 応えるのであった。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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疲れた網膜を、ふと足もとにやすめた
吉川英治 / 銀河まつり
顔に汗を噴きださせている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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