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私は人生をさぼっている。
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 ページ位置:60% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......だってばれないかが不安で、周りを見回してしまいます。まっとうな一日を過ごした彼らと一日中なにもしなかったぐうたらな私とでは、多分夕陽の見え方も違うのでしょう。 私は人生をさぼっている。 ふみきりが上がり歩き出した人たちの足取りは、家に帰るという目的がはっきり決まっているせいか迷いがないのに対して、私はなんだか元気がなくなり散歩をあきらめてコン......
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改めてソファにひっくり返り、昼近くまでうとうとする。十一時になると起き出して顔を洗う。歯磨きの白いしみの飛んだ曇った鏡に、三十八歳の職のない男のむくんだ顔がうつっている。空気が 澱み、時間まで腐ってしまいそうだ。
向田邦子 / マンハッタン「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
部活やバイトが始まる時間までだらだらと教室に残っているクラスメイトたちは、転がり込んできた膨大な自由時間を、少しずつ、かつ贅沢に舐め溶かしているように見える。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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船乗りは意気で勇ましくていいものだ。
林芙美子 / 新版 放浪記
身体を揉みほぐすのは、込み入った計算式を解いていくようなものだ、と陣治は言う。よくはわからない。足裏や膝や肩や手指を、圧したり撫でたり 捻ったりするうちに、凝りそのものの中枢に自然と届いていく。その感触が、重積分だの偏微分だのなんだかんだを繰り返して膨れ上がった数式が、結局は電圧と電流と抵抗の三要素からなる、中学生でも知っている単純な公式に収束していく過程に、なぜか似ていると感じるのらしい。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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イビツな男とニンシキフソクの女では、一生たったとて白い御飯が食えそうにもありません。
林芙美子 / 新版 放浪記
大して、興奮したり胸がどきどきしたり笑い転げたりすることもない、慎ましい夜だ。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
もらった銭 は、いつも右から左へ人手に渡さなくてはなりませなんだ。
森鴎外 / 高瀬舟
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