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階段は長くて急だったが、テニス・シューズをはいたミュウの足どりは疲れを知らず、そのリズムは崩れを見せなかった。ぼくの目の前で彼女のスカートの裾が気持ちよさそうに左右に揺れ
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:44% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......ウは言った。「急な階段とゆるい坂道があって、階段の方が距離としては近いの。そちらでいい?」 かまわないとぼくは言った。 狭い石の階段を、丘の斜面に沿って上った。階段は長くて急だったが、テニス・シューズをはいたミュウの足どりは疲れを知らず、そのリズムは崩れを見せなかった。ぼくの目の前で彼女のスカートの裾が気持ちよさそうに左右に揺れ、日焼けしたかたちのいいふくらはぎが満月に近い月の明かりを受けて光っていた。ぼくの方が先に息が切れた。ときどき脚を止めて、大きく息をつかなくてはならなかった。高......
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足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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