十月も中旬を過ぎると、秋は一気に深まっていく。暑さなどどこにも残らなくなって、冬服でも肌寒い。
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 ページ位置:42% 作品を確認(amazon)
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秋
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前後の文章を含んだ引用
......いしい。きっとしっかり炒めたからだ。塞いでいるときも元気なときも、ごはんを作ってくれる人がいる。それは、どんな献立よりも力を与えてくれることかもしれない。17 十月も中旬を過ぎると、秋は一気に深まっていく。暑さなどどこにも残らなくなって、冬服でも肌寒い。 一年の終わりに向かう速度は去年より早い気がする。卒業だとか、受験だとかが待っているからだろうか。いつもより寒く暗い冬に落ちていくようだ。そんな中でも、学校では......
単語の意味
肌寒・膚寒(はださむ)
肌寒・膚寒・・・秋が深まって、肌に少し寒さを感じること。秋冷え。
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焼栗の声がなつかしい頃になった。
林芙美子 / 新版 放浪記
遠くへ行くさびしい旅人のように、秋の雨が通り過ぎる
佐藤春夫 / 田園の憂鬱 amazon
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稜線のもっと向こうの遠い空に、秋の気配を感じさせる薄い雲が掛かっているのが見えた。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
空には赤とんぼが、江戸の秋を染めている
吉川英治 / 無宿人国記
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