TOP > 風景表現 > > 初秋


カテゴリ検索 単語の意味
稜線のもっと向こうの遠い空に、秋の気配を感じさせる薄い雲が掛かっているのが見えた。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:82% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
初秋
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......落ちる雫が、メモ用紙を濡らしていた。 午前中、うるさいほどに鳴いていた蟬は静まり、中庭を満たすのはただ、降り注ぐ夏の日差しだけだった。それでもよく目を凝らせば、稜線のもっと向こうの遠い空に、秋の気配を感じさせる薄い雲が掛かっているのが見えた。ちょうど、一番星が昇るあたりの空だった。 ルートの新学期が始まってすぐ、『JOURNAL of MATHEMATICS』から、懸賞問題一等獲得の知らせが届いた。......
単語の意味
稜線(りょうせん)
稜線・・・連なった山を遠くから見たときの、ある山の頂上と隣の山の頂上を結ぶ、一番高い部分の線。尾根(おね)の線。
ここに意味を表示
初秋の表現・描写・類語(秋のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「秋」カテゴリからランダム5
秋になると、星が幾つも流れて行く。
林芙美子 / 新版 放浪記
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
秋 の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分