亜麻色に濁ったグラス
阿刀田 高 / サン・ジェルマン伯爵考「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:49% 作品を確認(amazon)
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ビール
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前後の文章を含んだ引用
......とした笑いが込みあげて来る。錬金術の時代ならばいざ知らず現代では冗談にもなりにくいテーマではないか。親父はいったいなにを考えていたのだろう? シャンデリアの下に亜麻色に濁ったグラスをかざしながら、ふとかたわらの壁を見ると、二行の漢詩をしたためた色紙が掛かっている。色紙というより名家の書にちがいない。 墨跡もかすれひどく崩れた書体だが、眺め......
単語の意味
亜麻色(あまいろ)
亜麻色・・・黄色みを帯びた薄茶色。亜麻という植物からできる糸のような色。
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(ビールの)白い泡は、噴火山のように、コップからあふれ
林 芙美子 / めし amazon
泡を出しきったビールの残りは水たまりのようにグラスの底に淀んでいた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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ワインのグラスを手にとり、口もとに運んだ。光線の加減で、彼女の瞳が一瞬ワインの深い葡萄色に染まったように見えた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
山田錦が一番シャープに感じます。酸味、苦味がよりはっきりと感じられ、全体的にクリーンな印象。
田崎真也 / 日本酒を味わう amazon
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