七面鳥は、咽喉が赤く、頭と鼻は赤と白のまだら、羽は瑠璃いろに光る黒で、派手ななりの好きなお婆さんのやうである。
丸谷 才一 / 初旅「横しぐれ (講談社文芸文庫)」に収録 作品を確認(amazon)
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単語の意味
咽喉(いんこう・のど)
七面鳥(しちめんちょう)
瑠璃(るり)
咽喉・・・のどのこと。
七面鳥・・・シチメンチョウ科。北米原産の大形の鳥。頭と首に毛はなく皮膚が露出し、興奮すると赤、青、紫などに変化する。名前の由来も、頭部の皮膚の変色が、七つの顔(面)を持つようであるから。肉垂(にくすい)をもつ。食用の家禽として飼育され、クリスマスなどによく食べられる。ターキー。
瑠璃・・・1.宝石のひとつ、ラピスラズリの和名。主に美しい青色で、黄金色の細かい点が入った鉱物。硬度5.5。9月、12月の誕生石。七宝(しっぽう)のひとつ。
2.ガラスの古名。
3.瑠璃色の略。少し紫の入った青。
4.瑠璃鳥(るりちょう)の略。ツグミ科の小瑠璃(こるり)とヒタキ科の大瑠璃(おおるり)の総称。
とくに大瑠璃を指す場合が多い。どちらも全体的に瑠璃色(濃い紫青色)で、腹部は白い。
2.ガラスの古名。
3.瑠璃色の略。少し紫の入った青。
4.瑠璃鳥(るりちょう)の略。ツグミ科の小瑠璃(こるり)とヒタキ科の大瑠璃(おおるり)の総称。
とくに大瑠璃を指す場合が多い。どちらも全体的に瑠璃色(濃い紫青色)で、腹部は白い。
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