ハゲの表現・描写・類語

一本の毛もない頭が桃色に光る

どこまでがオデコかわからない

薄らハゲ

頭髪がつるりと禿げて、年より老けて見える

半ば禿げた頭が夕陽に照らされる

頭がてらりと禿げている

深く禿げ上がった頭

一年中陽に照らされたハゲ頭は、赤提灯のよう

金柑頭

産毛のような毛が少しばかり生えている

逆ボタル

若い頃からハゲる傾向があった

脳天の禿を隠すため入墨を入れる

髪の毛のあるべき部分にそれがない

頭は側頭部と後頭部のぐるりを残して禿げ上がっている

風呂上りの頭は病気かっていうくらいハゲてる

ビルの屋上のヘリポートのようなハゲ

髪の生え際が額のずっと後ろの方に後退し、わずかに残った髪は、霜の降りた秋の終わりの草地を思わせる。

（てっぺんハゲ）扁平でいびつな頭のまわりにしがみつくように残った太い真っ黒な縮れ毛

（風呂の排水溝に溜まった抜け毛）少しずつ削りとられていく夫の若さのようでもあり、体内から不意にほとばしり出た、生々しい男の原材のような気もした。

毛根の細胞は死んでいる

禿げた脳天に、脇の毛を簾（すだれ）のように渡した頭だ。

つるりとした頭臚（あたま）に、薄い毛が少しばかり禿げ残っており、それが朝の起きたてには、鼠の巣のようにもじゃもじゃになっている

見事に禿げ、磨き上げた頭が、照明を鈍く反射させている

主人がこの禿を見た時、第一彼の脳裏（のうり）に浮んだのはかの家（いえ）伝来の仏壇に幾世となく飾り付けられたる御灯明皿（おとうみょうざら）である。

「多々良さんの頭はどうしたの」と真面目に聞いて見る。 「虫が食いました。

学者作家に共通なる頭とは禿（はげ）と云う意味である。なぜ頭が禿げるかと云えば頭の営養不足で毛が生長するほど活気がないからに相違ない。学者作家はもっとも多く頭を使うものであって大概は貧乏に極（きま）っている。だから学者作家の頭はみんな営養不足でみんな禿げている。

遥（はる）かの下界にぴかと光った者がある。その時鷲はしめたと思った。あの光ったものの上へ亀の子を落したなら、甲羅は正（まさ）しく砕けるに極（き）わまった。砕けたあとから舞い下りて中味（なかみ）を頂戴（ちょうだい）すれば訳はない。そうだそうだと覗（ねらい）を定めて、かの亀の子を高い所から挨拶も無く頭の上へ落した。生憎（あいにく）作家の頭の方が亀の甲より軟らかであったものだから、禿はめちゃめちゃに砕けて有名なるイスキラスはここに無惨（むざん）の最後を遂げた。

豆は一皿が文久（ぶんきゅう）二つで、赤い土器（かわらけ）へ這入（はい）っていた。その土器（かわらけ）が、色と云い大（おおき）さと云いこの禿によく似ている。

頭がハゲ上がり、顔もパンパンに張っているので、まるでアンパンマンのよう

真ん中がひろく禿げて、周囲だけに長い髪が縮んでとりついていた。だ

頭が奇麗（きれい）に禿（は）げていて、カンカン帽子を冠っているのが、まるで栓（せん）をはめたように見える。

爺さんの 禿頭 であった。清兵衛はそれを瓢簞だと思った

一本の毛も無い頭が桃色に光っていた。