鷗(かもめ)の腹の白さが凍りついた雪の白さのように目にしみる
阿部 昭 / 千年 (1977年) 作品を確認(amazon)
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カモメ
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単語の意味
腹(はら)
鴎・鷗(かもめ・かまめ)
腹・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
鴎・鷗・・・カモメ科。全体的に白く、背と翼部分は灰青色。幼鳥には褐色の小斑がある。冬鳥として海岸や港の海上にあらわれ群棲。嘴(くちばし)の端はかぎ状で翼は長い。飛翔力は強く、魚の群れを追って食べる。カモメ科全般の鳥を指す場合もある。「かまめ」は古名。
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カモメの表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
絞ったまま乾いた汚れ雑巾のようなカモメの体(死体)
日野 啓三 / 夢の島 amazon
背後の高い窓から夕焼けの空が見え、鴎 が、「女」という字みたいな形で飛んでいました。
太宰治 / 人間失格
林芙美子 / 新版 放浪記
欲望をむきだしにしたしつこく甘えかかるような鷗(かもめ)の鳴き声
阿部 昭 / 千年 (1977年) amazon
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
堤防の上に立って見る浜辺はぼんやりと白い闇だった。海は真っ黒で、時折レースのふちどりがちらちら光った。
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
高い天窓からの光が水槽を霧のように白く光らせ
大江 健三郎 / 死者の奢り amazon
小川のせせらぎが、どこか遠くから響いてくるように眠たげ
山本 周五郎 / やぶからし amazon
川の表面の薄皮がめくれるかのように、ゆっくりと白い波が揺れる
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
かすかに光っている霞んだ湖のような静かな海
大庭 みな子 / 三匹の蟹 amazon
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