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烏の行水ぎょうずいみたいに、じゃぶじゃぶと、顔や、手や、足を洗った。
吉川英治 / 銀河まつり ページ位置:6% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......た。こんな山里に代々住んでいても、煙火師渡世の者は、みんな遊び人肌で、いなせで勘がよくって金ぎれいで、女に好かれた。  手拭をつかむと、七は、沢の下へ駈け出して、烏の行水ぎょうずいみたいに、じゃぶじゃぶと、顔や、手や、足を洗った。 「死人の臭いってやつは、水で洗うと、妙に生きかえって来やがる。馴れていても、やっぱりいいもんじゃねえな」  三尺さんじゃく帯の腰に挟んである草履をおろして、ビタつく足を突っ......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
鴉・烏(からす)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
鴉・烏・・・カラス科カラス属およびそれに近縁の鳥の総称。人家近くの森に住む、雑食性の利口な鳥。雌雄ともに全身、光沢のある黒。日本では主に嘴太烏(ハシブトガラス)と嘴細烏(ハシボソガラス)の2種。古来より人との関わりが深く、熊野の神の使いとして知られ、また、その姿や鳴き声は不吉の象徴とされるなど、信仰や迷信が多い。
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毎日土間のタタキを鏡のように洗わせなければ承知しない
野上 弥生子 / 茶料理「野上弥生子短篇集 (岩波文庫)」に収録 amazon
拭き込んでてらてら光る
夏目漱石 / 吾輩は猫である関連カテ光る・輝く拭く・磨く・洗う
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自殺のシーンっていうよりも《…略…》この世界に生まれ落ちたみたいだったよ
朝井 リョウ / もういちど生まれる「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ飛び降りる自殺する
誰にも気づかれないように根を張った。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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