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なんの展望もなくじりじりと枯れてゆくように日々は過ぎてゆく。
吉本 ばなな / ムーンライト・シャドウ「キッチン (角川文庫)」に収録 ページ位置:10% 作品を確認(amazon)
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だらだら暮らす
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......。保証はなにもないが、それまではなんとか持ちこたえようと信じた。犬が死んだ時も、小鳥が死んだ時も、だいたいこんなふうに持ちこたえた。そしてこれはその特番なのだ。なんの展望もなくじりじりと枯れてゆくように日々は過ぎてゆく。私は祈るように思い続けた。 大丈夫、大丈夫、いつかはここを抜ける日がやってくる。 折り返し点の川は、街をだいたい二つに分けている大きな川だ。白い橋がかかっている......
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弟は最近、寝てばかりいる。学校も休みがちだ。彼の中で少しずつ何かがずれはじめている気配がする。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
毎日、昼過ぎに起きても特にやることがなく、 煎餅布団に寝そべったまま天井の木目を飽きるまで眺める。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
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私は大かた半日同じ姿勢で為すことなく暮した。
岡本かの子 / 河明り
流れのままに身をまかせた漂流物のように暮らす
中村 真一郎 / 夜半楽 amazon
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