始めた時にはぱんぱんにみなぎっていたあの自信は、もうすっかりしぼんでいる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:43% 作品を確認(amazon)
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弱気・めげる・自信を失う
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......ているタクシーの運転手さんに声をかけるべく、大きく一歩を踏みだした。「……やっぱり無理か……」 バス停にぐったりと座り込み、俺は深くうなだれている。 聞き込みを始めた時にはぱんぱんにみなぎっていたあの自信は、もうすっかりしぼんでいる。 最初のタクシーにすげなく「うーん、知らん」と言われて以降、交番、コンビニ、土産物屋、民宿、定食屋、農家から小学生にいたるまで、なりふり構わず声をかけたがことご......
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弱気・めげる・自信を失うの表現・描写・類語(その他の気分のカテゴリ)の一覧 ランダム5
そうすることが我々の目的に沿った行為であるという確信が今ひとつ持てなかった
村上春樹 / パン屋再襲撃「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
心の支えがガタンと取り去られたように、気力がもうない
加賀 乙彦 / 海霧 amazon
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感慨無量なものが水のように胸を浸してくる
山手 樹一郎 / 喧嘩大名・木枯の旅 amazon
わたしは少しもつらくないし、悲しくなかった。気持ちは、砂時計の砂のようにさらさらに乾いていた。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
ここは木賃宿の屋根裏です 私は堆積 された旅愁をつかんで 飄々 と風に吹かれていた。
林芙美子 / 新版 放浪記
私があんまり酔っぱらっているので、その夜時ちゃんは淋しい眼をして私を見ていた。
林芙美子 / 新版 放浪記
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