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降るような真昼まひるの光線にあうと、両眼は脳心のほうにしゃにむに引きつけられてたまらない痛さを感じた。
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:41% 作品を確認(青空文庫)
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まぶしい・まぶしさ
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前後の文章を含んだ引用
......ように頭の中がぐらぐらする葉子には、殺人者が凶行から目ざめて行った時のような底の知れない気味わるさが感ぜられた。葉子はひそやかにその部屋を抜け出して戸外に出た。  降るような真昼まひるの光線にあうと、両眼は脳心のほうにしゃにむに引きつけられてたまらない痛さを感じた。かわいた空気は息気いきをとめるほどのどからばした。葉子は思わずよろけて入り口の下見板したみいたに寄りかかって、打撲を避けるように両手で顔を隠してうつむいてしまった。  やがて......
単語の意味
光線(こうせん)
堪らない(たまらない)
遮二無二(しゃにむに)
光線・・・光のすじ。光の線。差してくる光。
堪らない・・・気持ちを抑えられない。気持ちを抑えられないくらい、素晴らしく素敵。なんともいえないほど素晴らしい。「仕事のあとのビールは堪らない」
遮二無二・・・ひとつのことをがむしゃらに。他を考えないで、ただひたすらに。無我夢中で。むやみに。
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ヘッドライトが目を射った。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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