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(一口飲むと、)胃のあたりにほんのりとあたたかな感じがしている。 おれは二杯目に口をつけた。ひしゃくの半分くらいまでを味わって飲んでいると、今度はたしかに胃の全体に陽がさしているような熱感を覚えた。まちがいない、これは酒だ。しかし、通常の酒のように、舌を刺すようなアルコールのとげや、臭さがまったくない。酒飲みのおれでさえそれと気づかないほど、これはさわやかで軽い飲み口を持っていた。 それに酔いの最初のキックも、ウィスキーやウォッカのように、胃がカッと灼ける感じではなく、胃の中に小さな小さな太陽が生まれて、そこから体の内部をあたたかく照らしているような、そんな酔いなのだ。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで 作品を確認(amazon)
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酒が、水みたいに飲める
吉川英治 / 無宿人国記
酒は、むかしから菊正の樽である。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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