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立ち込めた黒煙がまとわりついてくる
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火事に巻き込まれる
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単語の意味
立ち込める・立ち籠める(たちこめる)
立ち込める・立ち籠める・・・煙や霧などの気体が、あたり一面を覆う。
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火事に巻き込まれるの表現・描写・類語(事件・事故のカテゴリ)の一覧 ランダム5
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「事件・事故」カテゴリからランダム5
豆でも挽き立てるような騒ぎが湧き上る。
金 史良 / 光の中に amazon
井の頭通りを目指して歩いていると、背後から自転車が近づく音がして、破裂音が響き、太ももに激痛が走った。次の瞬間、地面が眼の前にあって自分が何者かに殴られたことがわかった。そいつは自転車から降りて、僕をなにかで殴り続けた。音と感触で傘だとわかった。折れた傘で男はしばらく僕を殴り続けた。排水溝から 黴臭い 匂いがした。男は倒れた自転車を起こし、走り去っていった。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
千年杉は、幹の左半分を乗りあげる形で大岩に激突し、弾かれた。前脚を上げた暴れ馬みたいに、ほぼ垂直に大きく跳ねあがる。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
深い疲労が海のように全身をおしつつむ
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
「火・煙・灰」カテゴリからランダム5
ぱちぱちと火の粉がはぜて、浜が白く照らされた。たいして大きなたき火じゃなかったが、波音をかき消すような火の音が、闇をさえぎるようだった。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
医務室の裏から煙が出た。煙は 渦巻いて軒下でたゆたい、やがて太い 捩り合わされた一条となって、立ち上った。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
濃い白い煙が、縷々(るる)と、香炉の煙のように、一すじ立ち昇る
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
明るみの中の殊に明りの中軸になっている揺めく珊瑚の枝のような火体
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
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