小学生の修学旅行で、車内は燕の群がさえずるよう
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:48% 作品を確認(amazon)
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騒がしい・ざわめき
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前後の文章を含んだ引用
......た二十日の夜から二十一日にかけては、安田辰郎は北海道に向かっている。九州と北海道。これは結びつきそうにない。 鎌倉駅に着くと、三原は江の島行の電車にのりかえた。小学生の修学旅行で、車内は燕の群がさえずるようであった。 極楽寺の停留所で彼は降りた。番地は確かめていないが、谷間のような所にかたまった集落だから、じっさいにそんな家があれば、すぐわかるのである。 三原は、......
単語の意味
燕(つばめ・つばくら・つばくろ・つばくらめ)
燕・・・ツバメ科の鳥。背や翼は光沢ある青黒色で、顔と喉(のど)は栗色、腹は白色の渡り鳥。尾は長く、二つに割れている。日本には春にやってきて民家に巣を作る。秋に去る。作物や樹木の害虫を捕食する、代表的な益鳥(えきちょう)。
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