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池は夕日に照らされ、銹(さ)びた古代の銅鏡のような鏡面に、金閣の影をまっすぐに落していた。
三島 由紀夫 / 金閣寺 作品を確認(amazon)
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池・湖・沼・水たまり
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単語の意味
夕日・夕陽(ゆうひ)
鏡面(きょうめん)
錆・銹・鏽(さび)
夕日・夕陽・・・夕方の太陽。入り日(いりひ)。
鏡面・・・鏡やレンズなどの表面。
錆・銹・鏽・・・金属が空気に触れたり水に濡れたりして傷み、赤茶色や青白色に変色し脆(もろ)くなったもの。空気中や水中で金属が酸化し表面にできる、酸化物質や水酸化物質。
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火が燃え立つように、ちらりちらり白い波頭 が立っては消え、消えては立ちして、瞬間ごとに高さを増して行った。吹き荒れる風すらがそのためにさえぎりとめられて、船の周囲には気味の悪い静かさが満ち広がった。それを見るにつけても波の反対の側をひた押しに押す風の激しさ強さが思いやられた。
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小さな彫刻刀で丹念に刻まれたような灰色の波
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