日本語表現インフォ > 人物表現 > 歩く・歩き方 > 散歩
散歩の表現・描写・類語
私は散歩に出るのに二つの路を持っていた。一つは渓 に沿った街道で、もう一つは街道の傍から渓に懸った吊橋 を渡って入ってゆく山径だった。街道は展望を持っていたがそんな道の性質として気が散り易かった。それに比べて山径の方は陰気ではあったが心を静かにした。どちらへ出るかはその日その日の気持が決めた。
梶井基次郎 / 筧の話 青空文庫
どれくらいの時間をかけてどれくらいの距離を歩いたのか、僕にはわからなかった。
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
あと 3 個の表現が登録されています
ログインして全部見る
ログインして全部見る
同じカテゴリの表現一覧
歩く・歩き方 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ