(スポーツ中継)歓声が大きなうねりになって、画面を揺らしていた。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 ページ位置:94% 作品を確認(amazon)
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歓声・喜びの声
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前後の文章を含んだ引用
......気強かった。 画面の中の選手たちは汗まみれで、切なくなるくらい一生懸命だった。満員の観客は旗を振ったり、抱き合ったり、悔しがったりしながら、みんな興奮していた。歓声が大きなうねりになって、画面を揺らしていた。試合が白熱し興奮が高まれば高まるほど、わたしたちの間の穏やかさは深まっていった。「彼女、早く帰ってくればいいのにね。」 試合がハーフタイムに入った時、わたしは言......
単語の意味
歓声(かんせい)
うねり(うねり)
歓声・・・歓(よろこ[=喜])び声。喜びのあまりあげる叫び声。うれしくて叫ぶ大きな声。歓呼の声。
うねり・・・うねること。
1.大きく緩やかに曲がりくねること。大きく緩やかに上がったり下がったりすること。
2.1の状態が続くこと。1の状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。「感情のうねり」「業界再編のうねりの中で」
1.大きく緩やかに曲がりくねること。大きく緩やかに上がったり下がったりすること。
2.1の状態が続くこと。1の状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。「感情のうねり」「業界再編のうねりの中で」
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歓声・喜びの声の表現・描写・類語(喜びのカテゴリ)の一覧 ランダム5
中込が一球ストライクを投げ込むだけで、歓声が沸き起こった。まして点が入った時には、歓喜の塊が弾け、それが渦となって球場を包んだ。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
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合格した時は飛び上がって喜びました。
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
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口の中に砂利をつめ込まれたように、ううっとうなり声をあげる
池田 満寿夫 / 10フランの恋人 amazon
部屋は大量虐殺の直後を思わせる重い沈黙に覆われた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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