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その途端、顔つきが豹変する。皮膚の下で、突然人格が入れ替わったような不気味さがある。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:76% 作品を確認(amazon)
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豹変・がらりと変わる
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前後の文章を含んだ引用
......がらチャッ、チャッ、といつもの音をたてる。「なんや、もういらんの。しっかり食うとかな」 黙っていると、陣治は汁まで飲みきった空っぽのどんぶりに楊枝を投げ捨てる。その途端、顔つきが豹変する。皮膚の下で、突然人格が入れ替わったような不気味さがある。「あいつ、ゆうべ、家族で仲よう焼肉食うとったぞ」 下から見上げてくる眼球がねらねらと光っている。「若い綺麗な奥さんも、一年生ぐらいの女の子も、うまそうに、楽しそ......
単語の意味
顔付き(かおつき)
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その途端、顔つきが豹変する。皮膚の下で、突然人格が入れ替わったような不気味さがある。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
鋭く切り立った尾根が前後の植物相を一変させるみたいに(がらりと変わる)
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
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錨を上げる震動が、錨室と背中合せになっている漁夫を煎豆 のようにハネ飛ばした。
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吠えることを禁じられた番犬のように無抵抗
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