TOP > 暮らしの表現 > 乗り物 > 船・ボート


カテゴリ検索 単語の意味
(ポンポン船に曳かれる)舟の家は艫の部分を右に左に頼りなげに揺すりながら、土佐堀川の真ん中を 咳込むようにして上って行った。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 ページ位置:90% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
船・ボート
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ていきながら、大声で呼んだ。 舟の屋根に西瓜の皮が捨てられていて、それが陽光を弾き返していた。前を行く古びたポンポン船の破れ音が、河畔にけたたましく響いていた。舟の家は艫の部分を右に左に頼りなげに揺すりながら、土佐堀川の真ん中を咳込むようにして上って行った。「きっちゃん、きっちゃん」 信雄は舟にそってどこまでも走った。橋のあるところに来ると、先廻りして待った。そして眼下を通り過ぎていく舟に向かって叫んだ。「きっちゃ......
単語の意味
艫(とも・ろ)
・・・1.船の後方部分。船尾。とも。⇔ へさき・みよし。
2.船の前方部分。船首。
ここに意味を表示
船・ボートの表現・描写・類語(乗り物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「乗り物」カテゴリからランダム5
沖を青鯖(さば)色の水を切って走る朱の三角帆の鮮やかさ
中島 敦 / 環礁 ——ミクロネシヤ巡島記抄—— amazon
飛び去る景色の何もかもが速く、新鮮に映る。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
乗り物 の表現の一覧 
暮らしの表現 大カテゴリ
表現の大区分